



泊漁港は、沖縄県内でも有数のマグロの水揚げ拠点として知られ、 日々、多くのマグロ漁船が出入りしています。 泊漁港で水揚げされる魚のおよそ 多くをマグロ類が占めており、 那覇のマグロ文化を支える中心的な港となっています。
県内のスーパーや鮮魚店で見かけるマグロも、 実はこの泊漁港を通ってきたものかもしれません。


那覇近海で獲れるマグロは、クロマグロ*、 メバチマグロ、 キハダマグロ、ビンチョウマグロ*の4種類。
それぞれに美味しさの特徴があります。
沖縄では、この4種のマグロがそれぞれの旬の時期に獲れるため、1年を通して生鮮で食べられます。
1年中、天然生マグロが食べられるのは沖縄だけなんです。
- *クロマグロ : 別名本マグロとも呼ばれる
- *ビンチョウマグロ : ビンナガマグロとも呼ばれる

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クロマグロ(本マグロ)
Naha-maguro Bluefin Tuna
旨みと脂を楽しむ
マグロの王様とも呼ばれるクロマグロ。
赤身の旨みが強く、部位によっては脂がしっかりのります。特別な日の刺し身や寿司で味わいたい、存在感のあるマグロです。旬の季節 4〜6月にかけて
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メバチマグロ
Naha-maguro Bigeye Tuna
赤身のコク
メバチマグロは、赤身の色が濃く、しっとりとした身質が特長。脂は控えめながら、旨みがしっかり感じられます。刺身はもちろん、漬けや丼にも向いています。
旬の季節 4〜6月にかけて
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キハダマグロ
Naha-maguro Yellowfin Tuna
さっぱり、 軽やかな味わい
淡い色の身で、クセが少なく食べやすいキハダマグロ。あっさりとした味わいなので、暑い季節や量を食べたいときにもおすすめ。刺身のほか、カルパッチョやサラダにもよく合います。
旬の季節 4〜6月にかけて
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ビンチョウマグロ
Naha-maguro Albacore Tuna
やわらかく、なめらかな食感
身がやわらかく、口当たりがなめらかなビンチョウマグロ。淡白でやさしい味わいは、マグロが初めての方にも食べやすい種類です。火を通しても身が固くなりにくく、さまざまな料理に使われます。
旬の季節 4〜6月にかけて

漁場が港から近いため、漁船で水揚げされたマグロを、冷凍せずに港まで運ぶことができます。
漁船の上では、水氷 (海水と氷) を使い、魚の状態に合わせた温度管理を徹底。凍らせることなく、鮮度を保ったまま水揚げされます。
冷凍をしない生マグロは、解凍時に出るドリップがなく、身の旨みや脂の甘みが損なわれにくいのが特長です。
また、適切な冷蔵管理を行うことで、品質を保ったまま比較的日持ちするのも、生マグロならではの魅力です。

Q.沖縄県内でマグロの水揚げ量が一番多い市はどこでしょう?- A.
マグロの水揚げ量が県内で一番多いのは那覇市です。近海にマグロの漁場があり、県内の約半数は那覇市で収穫されています。ちなみに沖縄県で獲れる魚の約6割がマグロなんです。
Q.那覇市の市魚は何でしょう?- A.
那覇市の市魚はマグロ!2010年にマグロを市の魚として制定しました。2018年にはマグロの拠点産地として沖縄県から認定。鮮度の良い状態で水揚げされる「なはまぐろ」は、県内外から高い評価を受けています。
Q.那覇市の漁港で水揚げされるマグロの量ってどのくらいでしょうか?- A.
なんと!日本近海で獲れる生鮮マグロのうち、およそ1割が那覇市内の漁港で水揚げされています。中でもメバチマグロの水揚げ量は多く、全体の約3割を誇り、那覇市内は全国有数のマグロの産地といえます。※2018年度水産庁調査より
Q.「なはまぐろ」のマグロは何種類?- A.
「クロマグロ(本マグロ)」をはじめ、「キハダマグロ」「メバチマグロ」「ビンナガマグロ」の4種類が那覇市近海で獲れます。マグロの中でも最高級品とされる「クロマグロ」は、大きいもので体長3mほどあります。
Q.マグロはスーパーフードって本当?- A.
マグロはDHAやEPA、鉄分が豊富なスーパーフード!マグロの赤身は、白身魚の鯛よりも脂が少なくて高たんぱく。含まれるたんぱく質は良質で、貧血予防にもなる鉄分も含まれています。また、脂身(トロ)には血液をサラサラにするEPA(エイコサペンタエン酸)、記憶力の向上にも効果が期待できるDHAが多く含まれており、栄養価の高い食材といえます。
Q.生マグロはドリップが少ない?- A.
生マグロである「なはまぐろ」は、解凍のプロセスを経ないことで身の細胞が壊れにくく、ドリップがほとんど出ません。このドリップには旨味成分も含まれているため、流出が少ないほど味わいも食感も保たれやすくなるんです!

なはまぐろ御物について
時々なはまぐろの中で、漁師や目利きもびっくりする
ような上等なマグロ(クロマグロ・メバチ)が那覇
で水揚げされます。
それらは敬意を込めて「なはまぐろ御物」と呼ばれ、
一部の飲食店などで食べられることがあります。

















